つながる 海と空とkumo-nami

禅や本来の幸せ感について記しています。わたし達は元来の幸せ感(ただ在る感覚)を忘れていることで不安や不満が起こりさ迷います。本来ある感覚の気づきは、しあわせ~な心地よさです。それは言葉で表現することが追いつかない絶対的な感覚です。 なんだか生きるの辛くて5歳くらいから一度は出家して雲水になってみたいと思っていた、ただの寺女子のブログです。

香道を体験してみて

ブログの更新が滞っています。

書くことがないのではなくて、

書きたいことがあり過ぎて、

どうしようかなかなかまとまらないでいます。

そこをちょっとエイっと飛び越えて、

いつもと変わらず続けたいと思うところです。

 

きのう、人生初の香道体験でした。

香道では香りをかぐことを「聞く」というそうです。

かぐでも匂うでもなく「聞く」。

この言葉には香道の魅力が秘められているといわれます。

 

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好きな香りをみつけるのが元々好きで、

おウチでもよく線香を焚いたりしてますし、

フレグランスもその時のお気に入りをつけることが大好きです。

なので香道は何かしらずっと気になっていたものです。

 

鎌倉の禅のお寺で催されるということで、気楽に申し込みができました。

 

書道にしろ武道にしろ華道や茶道、弓道、柔道、剣道、芸道など

「道」がつくものは、

何かしら人間性そのものを高めてくれるような習い事なので、

できればそういうものを取り入れるとよい、

というようなことを大人になって身近な書道の先生から教わったものです。

そのまま禅の教えに通じるもので、

その中でも茶道や書道、弓道などは、

とても身近でわかりやすく

日本人にとって親しみやすく理解しやすいものだと思います。

 

大抵は最初に型のようなお点前や動きを重視しますが、

それは禅の修行の「行」に通じるものです。

また「道」がつくものすべてに共通することで一番大事なことは、

うまくやろうとすると必ずうまくできずに失敗するということです。

 

まさに禅の真髄に近いものであって、

かつ習い事をする上で必ず経験することなので、

習い事がそのまま禅に通じてきます。

 

また音楽や絵画もそういった要素があるように思います。

 

書道などは特にわかりやすいですが、

上手く書こうとするとなかなかいい字が書けないです。

坐禅もうまく坐ろうとすると絶対にできないんです。

これは書き出す範囲におさめることができないくらいの深いお話になります。

 

弓と禅」や

無我と無私 禅の考え方に学ぶ」という本にもわかりやすく述べられています。

 

さてさて今回の香道は、

茶室のような設えで窓のすだれ越しに蝉の声や、

時おり吹いてくる草の匂いを運んでくる風のようなものを感じたりしながら、

香をあてるという体験でした。

 

そこにはこたえを記述する墨をする感覚や、

ふっと立ち上がる墨の匂いもあります。

部屋全体の感じや、

これから香を立てるような雰囲気もあって五感がフル活用されて、

細胞が活性化されるのが感じられるようでした。

今回は香りを聞きわける遊びである組香(くみこう)で、

そのなかの源氏香でした。

香道 - Wikipedia

 

これが非常におもしろくて、遊び心をとても刺激されました。

源氏物語というのも興味深かったですが、

それ以外に季節にちなんで秋の月や秋の七草など他にもいろいろあるようです。

 

かなり脱線しますが、
源氏物語では数々の女性が登場します。

学生時代のユニークでおもしろくて大好きだった漢文・書道のおじいちゃん先生は、

生徒にピッタリくるような源氏物語の登場人物の名前を書いたしおりを

授業でみんなにプレゼントしてくれました。

もらったしおりをみてこの人物はどういうのだろうかと、

またそのことが源氏物語を読んでみたいなーと思ったきっかけになったりしました。

思い返すといろいろととってもおもしろい先生だったと思います。

 

本題に戻りますと、
香りをあてるのを競う、のではあるのですが、

あくまでも香りを聞くことが大事であって、

結果的にその両方を楽しむということがなされる遊びになっていて、

かなりインスパイアされた感じがありました。

 

比べるけれどもそれが遊びなんですね、

それによってより深く香を聞くことにもなりますし、

また参加者全員の結果をみんなで楽しんでいくのです。

 

ともするとサバイバルオンリーになりがちな日常生活からすると、

とんでもなく非日常的であって、

かなりの満足感、解放感、充実感、遊び心満点な場でした。

 

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なにかこういった方向性で、

他のものや今後なにか具体的な形で応用していけるといいなーと思ったりしました。

こういう企画を思いめぐらすだけでも愉しく感じられるものです。