つながる 海と空とkumo-nami

禅や本来の幸せ感について記しています。わたし達は元来の幸せ感(ただ在る感覚)を忘れていることで不安や不満が起こりさ迷います。本来ある感覚の気づきは、しあわせ~な心地よさです。それは言葉で表現することが追いつかない絶対的な感覚です。 なんだか生きるの辛くて5歳くらいから一度は出家して雲水になってみたいと思っていた、ただの寺女子のブログです。

息を吐くときに感じられる心地よさ

先日は都内での禅の研修会でした。

 

こちらのブログでも

たびたび、心地よさに触れた記事を書いていますが

その「心地よさ」というものについて一般の方に

伝えにくいし、伝わりにくい、です。

実際、わたしが坐禅に関わり始めた15年くらい前には

説明されていることがさっぱりわかりませんし

そういった感じなので、実感あるのかないのか??という感じでした。

自分なりになんとなく、ほんの少~し・・・・・・

いいな~という感じがあるような、ないような。だったと思います。

 

 

お話の本質は15年前と同じです

心地よさを日常生活の中でほんの数秒感じるということが

とっても重要なキーになります。

 

 

そこで、わかりやすーーい説明ですと

ゆっくりと息を吐く、大体8秒くらい。

そして

息を吸う、これを大体4秒くらい。

 

以上をくり返した時に、なんとなく落ち着くというのか

人によってはリラックスというのか

気になっていたことが、どうでもよくなるというか

なんとなーく

心地よ~い感じ。

 

これがその超シンプルな心地よさです。

 

(禅のことばで「調身、調息、調心」というのがありますが、「調息」にあたります)

 

この状態というのは副交感神経が優位になって

高まっていた交感神経が下がります。

ということで自然に心地よくなってしまいます。

 

息をゆっくりと吐くことというのは誰でもできます。

そのときに、心地よさが感じられるということです。

 

ただし人によって、全然感じられないというケースもあります。

でも、ムリをしないで少しずつ続けていってみると

コツみたいなのが、からだで体得されますので

息をゆっくりと吐くだけで、

なんとなーく心地よいというのが実感されるようになります。

 

 

シンプルです。

 

シンプルなだけに奥が深いです。

 

 

例えば坐禅でも「数息観」というやり方があります。

坐っている時に息を数えながら、吐く、吸うをくり返していきます。

 

細かいことに捉われずに

自分がやりやすいように、続けていくことが大事です。

 

始め立ての時期は10~15分くらいくり返して、

少し心地よく感じ始められるくらいかもしれません。

(これも個人差があって、人によっては30分以上かもしれません)

しかし続けていくと

3~5分くらいで心地よさが感じられるようになります。

さらには

2~3回くり返すだけで、深~い心地よさがあります。

もっと進化されると

ひと息、ふぅ~~~っと吐くだけで、心地よさに戻ります。

さらに変化が起こると

・・・・・・

 

・・・・・・

無限に続いていきます

 

 

 

こんな風に息を吐くときに感じられる心地よさひとつをとっても

心地よさの深さ、長さなどバリエーションがあります。

 

深さや長さによい悪いはありません。

【思考によってよい悪いに捉われますが、本質によい悪いはないです】

気長に、やめないで、ムリしないで続けていくと、

以前とは違った心地よさの感覚だな~と実感されるだけです。

 

これは必ずといっていいほど

続けていくとその変化を実感されるものだと思います。

 

そういった要素がふんだんにある坐禅というのは

シンプルさが、もっともっと、シンプルになるにつれて

さらにさらに

自然と深まっていくのだな~と感じます。

 

そして、禅の研修会は何年通っても飽きないですし

毎回新しい発見があるな~と思うところです。

 

 

息を吐くときの心地よさの理解がホンの少しでもからだで起こると

からだがその心地よさを自然に覚えて、

というか本来の心地よさを思い出しますので

それに伴って

次第に他の様々なものや事柄から感じられる心地よさというものも

実感されやすくなっていきます。

 

青く広がった空を見上げたときに充分な満たされた感覚があります。

雨粒の音を聴くと、とっても味わいがあって深い心地よさがいいな~と感じられます。

 

音や色、気配、空気感、季節の味わい、食材の味わい、

人の声色(こわいろ)においても

いろいろなもの、すべての方向で

いままでと違った感覚で、広がって、味わい深く、また繊細で感動的だったりします。

また

自然にラク~で、たのし~げな心地よさというものがベースになったりします。

 

 

まずは、息を吐くとき感じられる心地よさ。

そして最終的にも、息を吐くとき感じられる心地よさ。

これが無限の扉を開くマスターキーのようです。

 

 

心地よ~い息をするのに、

日常どのように過ごすのか、

自分なりにどのようにしたらよいのか、

これは各々の工夫次第でいろいろとみつけられる

たのしい未知の領域かな~と思います。

教えられるのではなくて、

自分なりにやってみたり、ひらめきのアイデアを取り入れたり、

創意工夫というものが

また探究を飽きなく、おもしろくさせてくれます。

 

また、

探して、みつけて、求めて、というシビアな姿勢よりは

 

これぐらいの

ちょっと工夫して、できる時にやってみる

でも、やめないで続ける。

ぐらいのスタンスの方が

不思議と感覚的に理解されやすいようです。

☝↑大事ポイントです